アカイシサンショウウオ |
アカイシサンショウウオ(Hynobius katoi ) 70年代後半に初めてその存在が研究機関に持ち込まれ、2004年に新種記載される。 07年現在、知られる棲息地として赤石山脈を中心とした静岡北西部、長野南東部に分布するが その他の地域でも今後、棲息地は発見される可能性はある。 私の知る限りでは標高700m〜1500m程の山地に棲息している。 まだ繁殖形態等、詳しくは知られてはいないが、卵を持った♀は発見されており おそらくコガタブチと同じく地下の伏流水に入り込んで産卵するものと考えられている。 分布域の伏流水出口は岩盤が多く、内部を確認するのが困難で幼生の確認も難しいと思われる。 かなりコガタブチと外観、習性等は似ている。 という事は飼育もコガタブチに順ずると思われるが、捕獲、採集が禁止されている地域が殆どで なおかつコガタブチと習性が同様という事は繁殖は期待出来ないわ拒食で状態すら維持出来ないわ・・ なので採集して飼おう等と考えない事!生態が解明される前にマニアによる個体数減少なんて事に なれば肩身は狭くなるし、恥ずかしい事ではある。 |
腹部の様子 | 尾はコガタブチほど円錐型では無いかな? |
棲息地の様子 | 棲息地源流の岩清水。繁殖に使うのだろうか。 |
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